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AI画像生成モデルの傾向

いろんな画像生成モデルがあるので、いったん現状がどんな感じかまとめることにした。

クラウドにおけるAI画像生成モデル

1. 静止画(画像)生成AI 比較表

提供元 サービス・モデル名 特徴・強み・固有機能 料金の目安 人気度 精度・品質の傾向
Adobe Firefly(Adobeモデル) Photoshop等と連携。Adobeの“Fireflyモデル”はライセンス/許諾済み等のデータ中心で、商用利用の安心感を強く訴求(※アプリ内で他社モデルも選べるため、条件付きで記載推奨)。 無料枠あり / 有料プラン ★★★★☆ 高(商用制作に寄せた安定感)
Google Imagen 4 写実〜イラストまで高品質。プロンプト追従・文字/タイポ改善が進んだ世代。利用はGemini/Vertex AI等で提供形態が分かれる。 一部無料 / API従量制(提供形態で差) ★★★★☆ 最高峰(写実・プロンプト忠実度)
Google Gemini(Nano Banana / Nano Banana Pro) Gemini内蔵の画像生成/編集。文字の描画、対話しながらの部分編集、複数画像の合成・一貫性が強み。 一部無料 / 有料枠(プランで差) ★★★☆☆ 高(文字・対話的編集)
Ideogram Ideogram(Ideogram 3系) 文字入りデザイン(ロゴ/ポスター/見出し)で定番。タイポ品質を理由に採用されやすい。 無料枠あり / 有料プラン ★★★★☆ 高(タイポ・デザイン用途)
Recraft Recraft(V3等) ベクター出力やデザイン制作ワークフローに強い。文字配置など“デザイン作業”寄り。 無料枠あり / 有料プラン ★★★★☆ 高(デザイン・ベクター)
Stability AI Stable Diffusion 3.5(API/Studio) SD系の代表格。コミュニティ資産も強く、用途別の派生が豊富。※利用条件はライセンス/収益条件に依存。 API従量制 / プラン ★★★★☆ 高(汎用・運用しやすさ)
Leonardo Leonardo.ai ブラウザで高機能UI。ゲームアセット作成に強く、LoRA/学習・スタイル管理などカスタマイズが手軽。 無料枠あり / 有料サブスク ★★★★☆ 高(カスタマイズ性・ゲーム系)
Meta Meta AI(画像生成 / Imagine) Instagram等のMeta環境と連携しやすい。スタンプ等の“日常用途”で手軽。※提供地域・機能は段階展開の可能性。 無料(提供地域/機能で差) ★★★☆☆ 中〜高(手軽さ・ポップさ)
Midjourney Midjourney 芸術性、映画的ライティング、質感表現が強い。作家性のある画作りで定評。 有料サブスク中心 ★★★★★ 最高峰(芸術性・美麗さ)
OpenAI ChatGPT Images(GPT Image / gpt-image-1系) ChatGPT上で対話しながら生成・編集ができ、意図理解と修正ループが強い。※DALL·E 3はAPIで廃止予定のため“現行比較”はGPT Image系推奨。 ChatGPTプラン等 / API従量制 ★★★★★ 高(意図理解・汎用性)
xAI Grok Imagine(画像) 画像生成に加え、同一UI/ワークフローで動画化や音声生成まで繋げやすい設計(利用範囲はプラン/APIで差)。 X有料枠等 / API従量制 ★★★☆☆ 高(統合体験・高速反復)
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2. 動画生成AI 比較表

提供元 サービス・モデル名 特徴・強み・固有機能 料金の目安 人気度 精度・品質の傾向
Adobe Firefly Video クリエイター向けの制御と既存ツール連携。商用制作を意識した運用設計(※モデル/素材の条件は利用設定に依存)。 無料枠あり / 有料プラン ★★★☆☆ 高(制作フロー連携)
Google Veo 3(Veo 3.x) 高精細映像に加え、効果音・環境音・セリフなど“ネイティブ音声”生成に対応。写実・物理・プロンプト追従が強い。 一部無料 / 有料(提供形態で差) ★★★★☆ 最高峰(音声同期・高画質)
Kuaishou Kling AI 長尺寄りや人物動作の自然さで定評。物理っぽさ・動きの破綻の少なさを狙える傾向。 無料枠あり / 有料サブスク ★★★★☆ 最高峰級(人物・動作)
Luma AI Dream Machine 生成スピードが速く、自然でダイナミックなカメラワーク(視点移動)に定評。 無料枠あり / 有料サブスク ★★★★☆ 高(スピード・カメラ)
OpenAI Sora 2 空間の連続性・物理一貫性が強み。同期したセリフ/効果音まで含めた生成が可能。Plusに含まれる枠があり、上位プランで増量。 ChatGPT Plus〜(上位で増量) ★★★★★ 最高峰(空間一貫性・写実)
Pika Labs Pika アニメ/3D寄り表現や編集機能が充実。リップシンク等の“後工程”も含めた体験が強い。 無料枠あり / 有料サブスク ★★★★☆ 高(アニメ・編集)
Runway Runway(Gen-3等) 動画生成の老舗。Motion Brush等、制作向けの制御・編集機能が豊富。 無料枠あり / 有料サブスク ★★★★★ 最高峰(制作向け制御)
MiniMax Hailuo(02/2.3等) 一発生成の質感・動きの滑らかさで定評(提供形態/モデル名は更新が早い)。 無料枠あり / 有料プラン ★★★★☆ 高(質感・動き)
xAI Grok Imagine(動画) T2V/I2V/動画編集+“ネイティブ音声”まで統合。短尺中心(長さ・解像度はプラン/APIで変動)。※安全面のガードレール方針は競合と差があるため用途により注意。 X有料枠等 / API従量制 ★★★☆☆ 高(統合生成・反復)

3. 動画化・アニメーション生成クラウド比較表

サービス名 提供元 特徴・強み 料金の目安 ローカル代替の難易度
Runway(Gen-3等) Runway Motion Brush等で“動かす箇所”を指定できるなど制御が強い。 無料枠あり / 有料サブスク 【高】 近いことは可能でも、操作性・高画質・安定性の両立が難しい。
Luma Dream Machine Luma AI 高速生成+ダイナミックなカメラワークが得意。 無料枠あり / 有料サブスク 【高】 大きな視点移動の破綻回避は依然クラウド優位。
Kling AI Kuaishou 人物動作・長尺寄りで定評。 無料枠あり / 有料サブスク 【激高】 長尺×安定の再現はローカルだと重い。
Sora OpenAI 空間一貫性・写実感が強い。 ChatGPT Plus〜(上位で増量) 【激高】 同等品質の再現は計算量的に現実的でない。
Hailuo(MiniMax) MiniMax 一発生成の質感・動きの滑らかさで定評。 無料枠あり / 有料プラン 【高】 同等品質の再現は難しい。

4. 音声・セリフ生成クラウド比較表

サービス名 提供元 特徴・強み 料金の目安 ローカル代替の難易度
ElevenLabs ElevenLabs 高品質TTS/ボイスクローン。感情表現やナレーション品質で定評。 無料枠あり / 有料プラン 【中】 ローカルでも作れるが、手軽さ・総合品質でクラウド優位になりやすい。
PlayHT(Play.ai系) PlayHT ナレーション用途で人気。声のバリエーションやワークフローが強み。 無料枠あり / 有料プラン 【中】 ローカルは環境構築・運用が重くなりがち。
Voice Engine(限定プレビュー) OpenAI 少ないサンプルから声色を保つ方向性で注目されたが、提供は小規模プレビュー扱い(一般公開前提の記載は避ける)。 提供先限定(一般公開なし想定) 【高】 少サンプル高精度クローンはローカルの運用難度が高い。
VOICEVOX ヒロシバ 日本語に強い定番ローカル音声合成。「ずんだもん」等、キャラボイス豊富。 完全無料 【低(ローカル)】 日本語アニメ声/実況系はこれで十分。

5. リップシンク・表情制御クラウド比較表

サービス名 提供元 特徴・強み 料金の目安 ローカル代替の難易度
Hedra Hedra 1枚絵+音声で喋り/歌い動画を作る手軽さが強い。 無料枠あり / 有料プラン 【中】 代替は可能だが、自然さ・手軽さで差が出やすい。
Sync Labs Sync Labs 既存動画に高精度リップシンクを後付けするAPI寄り。 無料枠あり / API従量制 【高】 高精度後付けはローカルで破綻しやすい。
HeyGen HeyGen ビジネス/解説向けアバター動画が強い。多言語化にも使われる。 無料枠あり / 有料サブスク 【高】 全身アバター含む制作はローカル構築が複雑。
Pika(Lip Sync等) Pika Labs 生成→編集→リップシンクまで一気通貫の体験が強い。 無料枠あり / 有料サブスク 【高】 “一気通貫”の作業効率がローカルでは出しにくい。

6. BGM・効果音生成クラウド比較表

サービス名 提供元 特徴・強み 料金の目安 ローカル代替の難易度
Suno Suno ボーカル入り楽曲を指示だけで生成しやすく、完成度が高い傾向。 無料枠あり / 有料サブスク 【激高】 総合品質・手軽さでクラウド優位。
Udio Udio 音質や生音感のあるアレンジで定評。 無料枠あり / 有料サブスク 【激高】 高音質楽曲生成は依然クラウド優位。
Lyria 3(Gemini)/ Lyria(Vertex) Google 高品位な音楽生成(用途は“作曲支援/アイデア出し”寄り)。※Gemini側はLyria 3、VertexのAPI/課金表記はLyria 2中心の時期があるので注記推奨。 一部無料 / API従量制(提供形態で差) 【激高】 高音質楽曲生成はクラウド優位。
ElevenLabs(SFX) ElevenLabs 効果音生成に特化。短い指示で使える素材を出しやすい。 ElevenLabsプラン内等 【中】 ローカルでも可能だが“一発の当たり”はクラウドが出やすい。
Stable Audio Stability AI ループや尺指定BGMに強い。ローカル向け公開モデルもあり移行しやすい側。 無料枠あり / 有料サブスク 【低〜中】 ローカル移行の選択肢が比較的ある。

ローカルにおけるAI画像生成モデル

1. 静止画(画像)生成AI ローカル最新比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み(最新トレンド) 要求VRAM目安
Z-Image-Turbo Alibaba/Tongyi 【軽量寄り×写実】少ない計算量で高い質感を狙える系。テキスト描画は主に英語/中国語が強いとされ、日本語は環境・プロンプト次第(要検証) 8GB〜16GB(16GB推奨)
Qwen-Image Alibaba/Qwen テキスト描画(漢字圏)と写実寄りの肌感に定評。オープンソースで扱いやすい。 8GB〜16GB(快適は12GB+)
Kolors Kuaishou(Kwai) 中国語/英語のテキスト描画と中国系コンテンツの理解で強いとされるオープンモデル。 12GB〜24GB(モデル/実装で変動)
HunyuanImage 3.0 Tencent オープンソースの画像生成モデル群。中国語/英語中心だが“世代更新枠”として強い。 12GB〜24GB(モデル/実装で変動)
Hunyuan-DiT Tencent 研究実装寄り。要件表が比較的明示されている(GPUでの必要メモリは実装次第)。 14GB+(目安)
FLUX.1 [schnell] Black Forest Labs 1〜4 stepsの高速生成。品質と速度の両立。 8〜16GB(目安)
FLUX.1 [dev] Black Forest Labs プロンプト追従・破綻の少なさで強い“研究/開発枠”。 16〜24GB(量子化で下げ可)
FLUX.2 [dev] Black Forest Labs 32Bの最新“dev”。生成だけでなく編集/複数参照も強い。非商用ライセンス。フル精度は重く、量子化やテキストエンコーダ分離などの工夫が前提。 24GB級推奨(量子化+工夫で下げ可)
FLUX.2 [klein] 4B Black Forest Labs “実用ローカル枠”。高速・軽量で編集もこなす。Apache 2.0で商用OK 13GB前後(3090/4070級〜)
FLUX.2 [klein] 9B Black Forest Labs kleinの高品質側。品質/レイテンシのバランスが良いが、非商用ライセンスでVRAMも重い。 29GB前後(4090以上目安)
SDXL Stability AI 生成基盤として成熟。LoRA/追加学習資産の豊富さが最大の強み(特にアニメ/スタイル寄り)。 8GB〜12GB
SD 3.5(モデル別) Stability AI SDXLより新世代。品質/追従は向上傾向だが、ライセンス条件(Community License等)とモデルサイズ差に注意。 12GB〜24GB(サイズ/設定で変動)

2. 動画生成AI ローカル最新比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み(最新トレンド) 要求VRAM目安
LTX-2(/LTX-Video系) Lightricks 【軽量志向】比較的少ないVRAMで回しやすい系。映像+音声同期まで単一モデルで扱えるのが特徴(環境差あり)。 8GB〜16GB(高解像度/長尺は増)
Wan 2.2 Alibaba/Wan オープン系の有力候補。複雑プロンプトや参照(I2V等)にも対応しやすい傾向。 16GB〜24GB(版/設定で変動)
Wan 2.2 Lightning コミュニティ蒸留版 Wan 2.2系の高速化/軽量化を狙った派生。速度重視の選択肢。 16GB〜24GB(版/設定で変動)
HunyuanVideo 1.5 Tencent オープン系の動画モデル。軽量(8.3B)で14GB級GPUもターゲットとされる。※ライセンス適用地域など条件に注意。 14GB〜(目安)
CogVideoX(2B/5B等) Zhipu AI テキスト理解と安定性で定評。サイズ選択で必要VRAMが大きく変わる。 12GB〜24GB(2Bは軽め/5Bは重め)
Mochi 1(Preview等) Genmo 高品質寄りで人気。VRAMは重めになりやすい。 22GB〜(24GB推奨)

3. 動画化・アニメーション生成 ローカル比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み 要求VRAM目安
AnimateDiff 有志開発 SD系(SD1.5/SDXL等)の画風を保ったまま動画化しやすい定番。ワークフロー資産が多い。 8GB〜12GB(解像度/フレームで増)
DynamiCrafter 研究系(Tencent等) 1枚絵+テキスト指示で動き(モーション)を付与しやすい。短いループにも向く。 16GB〜24GB(目安)
EbSynth Secret Weapons (※厳密には生成AIではない)1枚絵のスタイルを動画全フレームへ転写する老舗。実写→アニメ化の補助で強い。 CPU中心(環境差あり)

4. 音声・セリフ生成 ローカル比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み 要求VRAM目安
GPT-SoVITS 有志開発 少量音声からの高品質VC/クローンが可能な定番。学習・前処理込みだとVRAMを食いやすい。 4GB〜(学習/快適は8GB+)
F5-TTS 有志開発 ゼロショット寄りで短いサンプルから自然なTTSを狙える。構成次第で軽く動く。 2GB〜(快適は8GB+)
OpenVoice MyShell(MIT研究発) 短い参照音声からの即席クローン。MIT Licenseで商用利用しやすいのが強み。 4GB〜(目安)
XTTS v2 Coqui 多言語クローンの定番だが、モデルライセンスが非商用なので“仕事用途”資料では注意書き推奨。 6GB〜(目安)
VOICEVOX ヒロシバ 日本語イントネーション調整が強く、GUIが扱いやすい定番。(声クローン不可) CPU可(GPU不要)

5. リップシンク・表情制御 ローカル比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み 要求VRAM目安
LivePortrait 研究系(Kuaishou等) 1枚顔+参照動画で滑らかな表情/首振りを作りやすい定番。※依存モデルに非商用条件が含まれる可能性があるため、商用利用は要確認。 6GB〜8GB(目安)
MuseTalk Tencent系 リップシンクの品質・リアルタイム性が強み。軽め構成なら低VRAMでも動くことがある。 4GB〜8GB(解像度で増)
SadTalker 有志開発 1枚顔+音声だけで簡単に口パク/まばたきを付けられる。 4GB〜8GB(設定次第)

6. BGM・効果音生成 ローカル比較表

モデル・ツール名 開発元 特徴・強み 要求VRAM目安
AudioLDM 2 研究系(有志/論文実装) 音楽だけでなく効果音(SFX)や環境音生成にも使いやすい定番。 8GB〜
MusicGen Meta テキスト→音楽の王道。BGM用途に十分な品質を狙える。※重みはCC BY-NCで商用不可(運用注意)。 8GB〜16GB
Stable Audio Open Stability AI ループ/短尺素材や環境音などを生成。※商用はライセンス条件(Community License等)に依存 12GB〜(目安)

7. 画像編集・合成(ローカル)比較表:I2I(画像→画像)中心

モデル・ツール名 開発元 役割/強み(ざっくり) 要求VRAM目安 ライセンス注意
FLUX.1 Kontext [dev] Black Forest Labs テキスト指示だけで画像を編集(マスク不要寄り)、参照一貫性が強い。 16GB前後〜(量子化で下げ可) Non-Commercial(dev枠)
SDXL Inpaint + ControlNet コミュニティ マスク編集・ポーズ/構図制御の定番。ワークフロー資産が多い。 8〜12GB(用途で増) モデル/拡張ごとに条件差