Tuya Smart のドアスコープカメラ を買ったけど使い方わからなかったので調べた
家への不法侵入とかというより、置き配の盗難防止のために、玄関ドアののぞき穴のところにセキュリティカメラを設置したいと思っていたのだが、ちょうど良い商品がなかった。
あるにはあるが、いかにも監視カメラという感じで、そういうのではなく、外からの見た目は普通のドアスコープに見えるのだけど、実はカメラ、みたいなのを探していたがなかったのであきらめていた。
が、
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と、ベストに近い形状のものが売りに出されていたので早速購入。
海外の製品なので日本のドアスコープの穴のサイズに合うのか、とか、長さとか足りるだろうか?とか心配だったが、穴の大きさはばっちりで、長さはこんな分厚いドアないだろうというぐらいの長さがあったので、家の玄関ドアには十分だった。
設定がうまくいかなくて大変だったのであとで設定方法について記すが、その前に、設定がうまくいった後の、現時点での使い勝手についてレビューする。
このカメラについてだが電源はない(バッテリーの内臓とかはない)。ので、別途USB給電する必要がある。
5000mAhのバッテリーで約9時間動いたので、丸一日動かしたいなら15000mAhぐらいのバッテリーを用意したほうがいい。
自分はエレコムの20000mAhの安いモバイルバッテリーのがあったのでそれを2つ購入し、1日ごとに交互に使っている。
長めのUSBケーブルをコンセントまで伸ばしてずっと給電し続ける方法もあるが、なんか玄関ドアからケーブルが伸びているのは見栄えが良くない。
ので自分はバッテリー方式にした。
バッテリーの後ろに強力なネオジム磁石を接着剤でつけて、ドアに磁石でくっつけられるようにし、そして15cmぐらいの短いUSBケーブルで本体とバッテリーをつなぎ、できるだけ見た目をスマートにした。
が、それでもだんだん気になるようになったので、今は覆いかぶさるようなプラスチックカバーを付けている(たまたまコンセントカバーでちょうど良いサイズのものがあったので、バッテリー同様、カバーに接着剤で磁石を付けて、上からかぶせてドアスコープカメラとバッテリーを目隠しした)
撮影したデータはSDカードに自動で記録し続けてくれるのだが、128GBのSDカードで5日とちょっと記録できていた。6日前は記録されていなかった。
仕様でSDカードの最大容量は128GBまでとなっているので、一応これが最長の記録時間となるわけだが(実際は256GBとかも動きそうだが)、撮影の解像度をHDとSDで切り替えれられるのでSDにしたらもしかしたら伸びるのかもしれないが試していない。
なお、動画には音声も記録される。こんな小さい本体のどこにマイクついてんだか?とか思ったがしっかり音声も入っていた。
写りは十分に広角で、暗い場合は赤外線録画モードに入り夜でもきれいに映るので、セキュリティカメラとしては十分に優秀だった。
モーション検知もでき、ドアスコープの前を誰かが通過したときにアプリ経由で通知が来て、その瞬間の写真もアプリで確認できる。
もちろん、その時の動画もさかのぼって再生できるのだが、これはアプリの作りが悪いのだが、過去にさかのぼって再生がすごく操作がかったるい。
使えないことはないのだが、まぁあまり言っても仕方ない。
あと、屋外からも確認ができる。これは意外だった。会社からペットカメラで家の中を確認できるような感じで、屋外からドアスコープカメラの映像を確認できた。
このような機能は基本的にはサーバが必要になるので、Tuyaという会社がそのサービスをやめたら使えなくなるだろうが、現時点では使えているので気にしないでいい。
(将来にわたって云々とか気にしても仕方ない)
あと中華系企業なので、ドアスコープからの映像とかをサーバとかに勝手に送ってなんかしてないか、とか不安にもなるが、まぁ、家の外なんで気にしない。
セキュリティカメラなのに中華系企業ってセキュリティ的にどうなの?というジレンマがあるが、世の中のほとんど中華系の何かが入っているので気にしだしたらスマホも使えないので気にしない。
と、うまく動き始めさえすれば何も問題ないし、安いし、良いカメラなのだが、問題は最初の立ち上げ、スマートフォンアプリとの連携方法だった。
カメラ本体とTuya Smart アプリとの連携
この商品でいきなり困ったのが、付属の説明書と実際のカメラが全然違うということ。
ただまぁ、以下の手順でAndroidもiPhoneもどちらも問題なく連携できた。
結論を先に書くが、WiFiルーターの設定を変えて、2.4GHzのWPA2にしておく必要がある。
単に2.4GHzにするのではなく、WPA2にしないといけない。WPA3に対応をしていないのだ。これは迷惑。
が、いったん設定後、WPA3とか5GHz帯を有効にして(2.4GHzのWPA2も当然そのまま有効にしておきつつ、ほかのも有効にするという意味)、スマホとかは5GHzとかで使うことは可能。
あくまで設定時のみ、いったん、2.4GHzのWPA2にする必要がある。
ちなみに自分はこのセキュリティのあまりよくない2.4GHzのWPA2のやつだけとりあえずパスワードを他のと変更した。Tuyaは中華系企業で、なんか普段使っているWiFiパスワードを教えるのも危険と思ったからだ。
まずはTuya Smartアプリをスマホにインストールする。
次にドアスコープカメラ本体にある小さな穴を長押ししてリセットする。
アプリでデバイスを追加、で追加するとドアスコープカメラが見つかる。
(ここで見つからないから延々はまった。2.4GHzのWPA2にしたらサクッと見つかって使えるようになった)
つながればあとはアプリでいろいろ操作すればいいだけ。
ネットの情報で2.4GHzじゃないとダメ、というのはいくつか見つけていたが、まさかWPA3がNGとは思わなんだのでずいぶんとはまってしまった。
使えない、と言っている人はぜひ、2.4GHzのWPA2で試してほしい。
以上!