Raspberry Pi 4の発熱対策
Raspberry Pi 4は明らかに熱い。
触ったらやけどしそうになる。
ので、発熱対策をし、その効果がどれだけあったかを記す。
冷却グッズ
以下の冷却ファンをつけてみることにした。
GeeekPi ICEタワーCPU冷却ファンICEタワーファンラズベリーパイ4モデルB&ラズベリーパイ3B +&ラズベリーパイ3モデルB
CPU温度計測
stressコマンドでCPU4つをぶん回して温度を測定。
$ sudo apt install -y stress
$ stress -c 4
CPUの温度は以下のどちらかのコマンドでわかる。
$ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
or
$ vcgencmd measure_temp
CPUの温度を1秒ごとに3分間、計測する。
$ i=1; while [ $i -le 180 ]; do echo -n "$i :"; vcgencmd measure_temp; sleep 1s; i=$(expr $i + 1); done
CPU温度計測結果
stressコマンドを3分間実行した結果は、以下の通り。
開始温度の時点ですでに差が生じている。
冷却ファン | 開始温度 | 終了温度 |
---|---|---|
無し | 46度 | 70度 |
有り | 32度 | 41度 |
結論
2400円払う価値があるかは別として、冷却ファンの効果は圧倒的と言って良い。
Raspberry Pi 4の、温度が高くなるとパフォーマンスが著しく悪くなる問題は新ファームウェアで改善された、との記事もあるのであまり気にしなくて良いかもしれないが、高負荷な処理をさせたい用途がある場合は冷却ファンをつけたほうが良いとは思う。
追加検証
for raspberry pi 4 金属ケース高速冷却Case合金製保護ラズベリーパイ4 Model Bケースデュアルファン
でもやってみた。
冷却ファン | 開始温度 | 終了温度 |
---|---|---|
無し | 48度 | 72度 |
有り | 40度 | 54度 |
こっちは冷え冷え度が弱い。
ただないよりは当然良い。
見た目もかさばらないので、かさ張ってはいけない場合でかつある程度冷やさないといけないという要件があればこれも選択肢として有り。