バッテリー上がり時の対応
バッテリーが上がってしまった場合の対応は大きく4つ。
- JAF(または保険会社のロードサービス)を呼ぶ
- 救援車とブースターケーブルで連結してジャンプスタートする
- 市販のジャンプスターター器を使ってジャンプスタートする
- 充電器で充電する
といったところですね。
AT車は押しがけはできませんし、バッテリーが上がってエンジンかけれないとシフトレバーを動かせないので(パーキングのままのはずなので)、タイヤがロックして移動すらできません。
正直、バッテリーが上がっても移動ぐらいは人力でなんとかできるようにして欲しいのですが。
バッテリー接続時の注意点
急に順番すっ飛ばしてあれですが、とても大事なことなので一番上に。
ブースターケーブルを使うのであれば、
つなげる時はプラスが先
外す時はマイナスが先
です。
ジャンプスターター器や充電器の場合も当然同様です。
① JAFを呼ぶ
任意の自動車保険に入っていると保険会社のロードサービスを利用して対応してもらえると思ってJAFに入らない人多いと思います。
が、自動車保険に付帯しているロードサービスは路上の場合のみ対応というのもありますので注意が必要です。
(自宅駐車場でも対応してくれる保険会社もありますが)
でもバッテリー上がりをするのって一番多いの自宅の駐車場ですよね。
なので自分で対応できない人はJAFに入っとくのがいいです。
JAFは自宅の駐車場でのバッテリー上がりも問題なく対応してくれますし、自分でバッテリーを別途購入しないといけないですが、バッテリー交換もしてくれます。
(一度バッテリー上がりしたバッテリーは不安ですからね)
② 救援車に救援してもらう
救援車とブースターケーブルがあればジャンプスタートができます。
まずはプラス端子同士を繋げて、マイナスは同様にマイナス端子同士の直結でも良いですが、推奨されるのは救援される側の車の金属部分(どこにつなげるかは車のマニュアルに書いてある。ネットで自分の車の説明書のPDF落として確認するがよろし)と、救援する側のバッテリーのマイナス端子をつなげるのが良いとされています。
理由は火花で、バッテリーからは微量の水素ガスがでることがあり、バッテリー付近で火花を散らすのはやばいから、ということからのようです。
これで救援される側の車でエンジンをかけれますので、エンジンがかかればあとは勝手に発電されるので待つだけです。
この時ライトは消しましょう。
ちなみにですが、ハイブリッド車は救援することができません
(救援「される」ことはできます。救援「する」ことができないのです)
意外に知られておらず、友達の車を呼んで救援してもらおうと思ったらハイブリッドカーだったからダメだった、なんてことも。
ガソリン車はどんどん減ってますから救援してもらうのは過去の話になるのかもしれません。
クラクションが鳴り響いてうるさい
バッテリーを繋げた時にクラクションがけたたましくなってびっくりしたことはないでしょうか。
これは防犯機能のためです。
バッテリー切れだとスマートキーが効かないので鍵でドアを開けて車内に入り、ボンネットを開けたと思います。
鍵でドアを開けた後、バッテリーが繋がると、防犯機能が働いてクラクションが鳴り響くのです。
(正直、この機能で盗難防止になるとは思えず、ただ迷惑なだけなのですが)
んで、解消法ですが、スマートキーの開けるボタンを押せば良いです。
ちなみに自分はクラクションがなることは知っていてスマートキーもスタンバイしてたのですが、いくら押してもクラクションが鳴り止まず、なんで???と悩みましたが、閉めるのほうのボタンを連打してました(笑)
ライトが消えない
最近の車は法律が改正されオートライトになっているので、ライトが消せません。
そうなると充電時間が余計にかかってしまい困ります。
が手前にレバーを長く回すと一時的に消える、とか一時的になら消す方法があったりもするので、自分の車の説明書のPDFをダウンロードして確認してみましょう。
③ ジャンプスターターを使ってジャンプスタートする
困った時に救援車なんて都合よくあるわけないので、ジャンプスタートをすることができる機器を購入してエンジンをかける方法があります。
JAFも使っている、セイシングのスターティングパックなんかはほぼ間違いなく一発でジャンプスタートできますがお高いので、なんか安めのを探しておくといいかもしれません。
④ 充電器を使ってバッテリーを充電
有名どころだとメルテックでしょうか。
パルス充電(弱ったバッテリーを復活させる)機能があったり、自動診断してれたりと至れり尽くせりです。
これとJackeryなどの外部電源があればどこでも充電可能です。
外部電源は高いと思うかしれませんが、別にバッテリー充電のためだけではなく、キャンプや防災グッズとしても使えるわけ、その辺りを考慮して購入を検討しても良いかもしれません。
メルテックで充電できない
先ほどメルテックのバッテリー充電器を紹介しておいてなんですが、充電できない問題があります。
自動診断機能があり、あまりに電圧が低くなったバッテリーに対しては充電しないのです。
これはかなり迷惑機能というか。
そんなときは、Jackeryの充電ケーブルを使って直接充電する方法があります。
これである程度復旧させれば、メルテックの充電器でも充電できるようになるので、まずはJackeryで直接充電して、そのあとに、という方法が取れます。
いや、それならJackeryだけでいいのでは?と思うかもしれないですが、12V/10Aとかうたっているのですが、実際は2A程度しか流れないのです。
これでは充電完了までに何時間かかるかわかりません。
なので1時間ぐらいはJackeryでちびちびと、ある程度復旧したらメルテックで12V8Aとかで充電するのが良いです。
充電ケーブルが届かない
Jackeryの充電ケーブルは二股になってからのケーブル長が短いので、普通のバッテリーであれば問題ないですが、ハイブリッドカーのように、マイナス端子の代わりにボディーの金属部につなげないといけない、とかいった場合に届きません。
私はケーブルを割いて加工しましたがかなり面倒でした。
なんかいいケーブルがあるといいのですが、いろいろググっても売ってないです。
Jackery側でいいケーブルを作って欲しい。
以上!