Flir C5 をプログラムから制御できない!
C++とかPythonとかを使ってFlir C5の画像キャプチャをして特定の座標の温度を取得、みたいなことをしたかったけどできないことがわかった。
SDKとして、「FLIR Atlas SDK」というのがあるのだが、Flir C5とFlir C3-Xは対象外だからだ。
Cameras supported by the Atlas SDK
*Note: the C5 and C3-x cameras do not support radiometric streaming with the Atlas SDK.
ひどい。
使える機器は以下の通り。
Which FLIR cameras are supported by the Atlas SDK?
C3-xはダメなのにC3はOKなのか。不思議。
まぁ仮に使えたとしてもFLIR Atlas SDKはC#なので、C++やPythonでは実装できないし、なんか変な小技つかわないとLinuxでうごかない。
FLIR Atlas SDK - Technical information
どうしたもんかね。
ケチらないで FLIR E5-XT を買っておけばよかったか。
または、Flir Lepton 3.5をPureThermal2でUSB接続できるようにして、flirpy(https://github.com/LJMUAstroecology/flirpy)というライブラリでなんとかすれば安くすみそう。
あと、FLIR Tools や Thermal Studio もC5やC3-Xは認識されない。
FLIR C5, C3-XはFLIRのどのソフトウェアで動きますか
FLIR C5, C3-XはFLIR Igniteというクラウド型のソフトウェアとのみ動きます。
C5, C3-XはFLIR ToolsやThermal Studioといった解析ソフトには認識されません。
解析する際は、カメラ内の画像を手動でそれらのソフトへ移動する必要があります。
ひどい。
FLIR Ignite というのはただのオンラインストレージで撮影したら画像がそこにwifi経由でアップロードされる、というだけ。
正直いらん。普通にプログラムから制御できるようにしてほしかった。
余談
Flir には Spinnaker SDK というのがいて、これを使ってアクセスできるのでは?と思いダウンロードして実行したが結果はNG。
カメラを見つけることができなかった。
Spinnaker SDK はFLIR USB3、10GigE、大半のGigE エリア・スキャン・カメラに対応します。
とあるが、C5は対象外ということ。
Flir はいろんなSDKを用意しているけど、結局、Flir C5で使えるSDKは一つもなかった。
ひどい。
以上。