勉強法・記憶術のまとめ
勉強法や記憶術をまとめています。
大学受験や社会人の資格試験向けです。
なんら奇をてらってはおらず普通のことしか書いていませんが、
逆に言えば受験生なのにこれから述べることができてないと非常にヤバいです。
勉強法まとめ
まず勉強法についてまとめます。
●正しい勉強法
予習をしてから授業を聞いて復習をします。
そして定期的に試験を行い、理解度や記憶定着度を確認をします。
終わり
以上。
えっ? と思うかもしれませんが、この学校で当たり前に言われている勉強方法が正解勉強法なのです。
そもそもスーパーエリート集団である官僚が国の教育方針としてこの方法を採用しているのです。これ以上の担保はないでしょう。
(低予算で全国画一的に一定水準の教育を行わなければならないため、犠牲にしている部分はあると思いますが)
ではそれぞれの効果効能について述べます。
●なぜ予習が必要か?
2つ理由があります。
授業についていくため、と、記憶を定着しやすくするため、です。
予習をしないと、自分にとって何がわからないかがわからない状態で授業を受けることになります。
そのため大事なところを聴き逃してしまったり、質問をし損ねたりすることもあります。
理解が進まず、授業が詰まらなくなり、最終的には落ちこぼれるでしょう。
まずは予習をして、自分にとって何がわからないのか、を明確にしましょう。
別に予習なんかしなくてもなんの問題もないんですけど?とかイキる人がいますが、そういう人はそもそもこのサイトみなくていいのでクソして寝てください。
また、予習、授業、復習、と3回繰り返すことによって授業を受けるだけよりも記憶が定着されやすくなります。
●なぜ授業が必要か?
別に授業受けなくても教科書読めば全部理解できるんですけど~とかいう空気読めないバカはこのサイトを離れてみんなから嫌われながら他人に迷惑をかけずにくだらない余生をおすごしください。
ただ、気を付けないといけないのは、頭いいけどなぜか成績がわるい人も同じことを言う傾向があります。
勉強は理解力と記憶力の両方が必要なんですが、理解力がすごいいい人って、それが記憶する作業の妨げになって、結果、成績が悪い、という変な問題を起こしてしまいます。
逆に理解力のない人は何度も何度も教科書を読み直すので、結果、記憶が定着します。
理解力の高い人は1回読めばわかるので2回読まないんですよね。
結果、長期間覚えられるわけが無く、入試で失敗する、というパターンに陥ります。
自分は頭悪くないのになんで偏差値低いんだろう?と真剣に悩んでいる人は、記憶する努力を怠っていることになまじ頭が良いから気づけません。
逆にそこに気づけば理解力のない人よりも記憶することに時間を割けるので非常に成績が伸びます。
こういうことを誰か身近な人が教えてあげないと自尊心だけは高い学歴コンプレックス低学歴おじさんが生まれるので注意しましょう。
●なぜ復習が必要か?
主に記憶するためです。
脳は繰り返し入ってくる情報を
大事な情報
と認識し、記憶に留めようとします。
脳は新しい情報を一旦「海馬」に入れます。
海馬に入った情報は時間とともに前頭前皮質や側頭葉後部に移動していきます。
(正確には移動というよりコピーで、コピーが終わって少ししたらコピー元が消える、という挙動のようです)
この情報の移動に必要なのが複数回触れる、ということです。
(もう一つの大きな要素、扁桃体については別途述べます)
何回も触れていない情報は海馬にとどまったまま消えていって終わりです。
予習、授業、そして復習することで3回も情報に触れています。
このように複数回脳に情報を入れることが記憶する上で重要なのです。
●なぜ試験が必要か?
別に試験なんかなくても自分で完全に理解できてかつ繰り返し覚え直しつづける人ならいらないですね。
でも多くの人は自分で定期的に記憶を確認しようとしませんし、また、適切な問題を作るのも大変です。
なので強制的に試験することが必要なのです。
社会人で独学で資格試験の勉強をしている人は定期的に試験をしてくれる人がいないので記憶がきちんと定着できず不合格になりやすいので注意が必要です。
●ぐちゃぐちゃ言ったが例外はある
なんでも例外はあります。
一回見れば暗記してしまう人や、授業なんか受けなくても教科書読めばわかるよね?という人もいます。
しかしながら他人なんかどうでもいいんです。そういう人もいるんだなぁ、ぐらいであなたにはなんの関係もありません。
このサイトを見ているということは勉強法に自信がないのだと思います。
なら愚直にやるしかないでしょう。よそはよそ、うちはうち、です。凡人であることを認めましょう。
なぜ学校の授業をちゃんと受けても成績が伸びない?
知的障害などを除き、ちゃんと予習復習をして授業を受けているのに成績が伸びないのであれば教師の質の問題です。
上述したように、予習授業復習試験をきちんと行えば生まれつきのハンデを除き、成績は必ず上がります。
問題が発生する可能性があるのは「授業」です。
程度の低い教師による授業によって害を受ける生徒は多いでしょう。
デジタル化の時代、国が選抜した優秀な教師数十名が代表してオンライン授業を行い、現場の教師はその他の雑務や落ちこぼれが出ないようサポートするだけに留めれば、日本で教師格差が生まれなくてよいのですが。
かといって、日本が変わるのを待っていても仕方ありません。
親に言って塾に通いましょう。
学校の成績は良いのに、模試で良い点が取れないのはなぜ?
今の学校教育では、試験「範囲」に致命的な問題があります。
学校は中間、期末など年6回程度しか試験しません。しかも範囲も狭く、学年が上がると前の学年の勉強範囲の試験は当然行われません。
しかしながら、受験などは3学年分の知識を要求されるわけで、ただ学校の授業を受けているだけだと対応のしようがありません。
本来であれば、1学期は1学期の試験、2学期は1学期と2学期の試験、学年末は1年間すべての範囲の試験を行うべきです。
そして2年次には1年次すべての範囲と1学期の範囲・・・というふうに学校側が試験を行えば良いのですが、残念ながらそうなってはいません。
試験を作る側が大変だからか、生徒の負担を考慮してなのかは不明ですが。できるなら今すぐにでも変えるべきだと思っています。
愚痴をこぼしてもどうしようもないので、自分でやるしかないのです。
定期試験のたびに、今回の範囲だけでなく、前回の範囲を含めて勉強しなおしてから受ける、ということを行っていれば、模試でも問題なく成績はあがるでしょう。
ノートのとり方がわからない
ノート。困りますよね、書き方教わったことないですし、正解も知りません。
ただ、はっきり言えるのはノートとメモは違うということです。
学校の悪い慣習と断言できますが、授業で必要なものって、「教科書、ノート、筆箱」ではないんですね。
「教科書、ノート、メモ、筆箱」が正解なんです。
私はノートは自作問題集にしています。
授業で大事だと思ったことを問題にしておきます。
メモは板書だったり、なんか気づいたことを適当にぐちゃぐちゃ書いているだけです。
でも、それをもとにノートの自作問題を作ることができるので大事なメモです。
メモとノートを明確に分けるのことは大事です。
メモはノートを作ったら捨てます。ノートは受験合格まで大事使います。
ノート面倒くさい
私はノートは自分専用の問題集にしました。
が、言い換えれば市販の良書があればノートを作る必要はありません。
自分に合った問題集がないか探して、良いものが見つかればノートは不要でしょう。
参考書や問題集の空き領域に不足分を書き足すなどすれば十分です。
どの参考書が良い?
基本的には有名所の奇をてらっていない普通のがベストです。特に問題集が充実しているものを選びましょう。
大事なのは参考書をたくさん買わないことです。1冊だけにして、それを何度も何度も読み返しましょう。
複数の参考書に手を出してる人はほぼ不合格になっていると思います。
記憶術まとめ
次に記憶術についてまとめます。