カメラの勉強
LUMIX DC-GH6 というちょっと良いカメラを買った。
ので自己流をやめて写真の勉強をちゃんとすることに。
勉強したことを随時メモとしてここに記述していく。
マイクロフォーサーズって?
LUMIX DC-GH6 はマイクロフォーサーズのカメラ。
これはフルサイズのカメラと比べてイメージセンサーが1/4(縦横半分)しかないカメラのこと。
マイクロフォーサーズのメリットって?
ならフルサイズのほうが画質が良いの?というともちろん良い。
じゃぁマイクロフォーサーズってだめなの?というとそうとは言い切れない。
大きく2つメリットがある。
一つは携帯性。
マイクロフォーサーズはイメージセンサーが小さい分、本体が小さくなる。
あと焦点距離がフルサイズ換算で2倍になる。
どういうことかというと、マイクロフォーサーズの200mmのレンズがフルサイズでいうところの400mmになるということ。
フルサイズの400mmのレンズを見たらわかるが大きくて重くて大変。
あまりの重装備にまわりにも迷惑をかけるので運動会とかに持っていけない。
けど運動会とかは400mmぐらいないと子供を大きく取ることはできない。
そんなときにマイクロフォーサーズなら200mmのレンズで400mm相当の画像が取れるので助かる。
といったようにフルサイズと比べて携帯性に優れる。
フルサイズのカメラで400mmのレンズをつけてたらとんでもない大きさと重さになる。
運動会なんてもってのほか。不審者扱いされるだろう。
マイクロフォーサーズなら小さな本体と200mmのレンズで同じような撮影が可能となる。
(もちろん画質はフルサイズに劣るが)
もう一つのメリットは安いこと。
フルサイズ機は本体も高いしレンズも高い。
広角、標準、ズームと揃えるだけで結構なお値段になる。
マイクロフォーサーズだと良いレンズでも結構安かったりする。
(高いやつは高い)
このあたりがメリットとなる。
マイクロフォーサーズのデメリットって?
マイクロフォーサーズはそのセンサーサイズから、焦点距離が2倍になる。
よって200mmのレンズで400mm相当になるのでズーム撮影では優位と言える。
が、言い換えると広角に弱い。
18mmのレンズが36mmになるわけで。
これはフルサイズで言えば標準レンズにあたいするわけで。
全然広角じゃねぇわ、となる。
被写界深度とは
よく聞くけどよくわからんやつの代表が被写界深度。
要はピントがあう範囲が広いか狭いかというだけなんだけど、カメラの世界だと浅いか深いかで表しているので深度となっている。
花の写真を例にとると、被写界深度が浅い場合、花びらとかだけくっきり写ってあとはボケてる感じ。
被写界深度が深い場合は花だけじゃなく茎とかその背景にいる花もくっきり映る感じ。
ので一般的には、
対象を際立たせたい場合は被写界深度を浅くします。
集合写真や風景写真など全体を押さえたい場合は被写界深度を深くします。
ただし、基本がそうなだけでプロでもない限りどんな撮り方でも写真は自由だと思います。
被写界深度を浅くするには?
F値が小さく、焦点距離が長く、対象への距離が短いほど被写界深度は浅くなります。
例えばF2.8の焦点距離200mmのレンズを使って、相手にぐっと寄って取れば被写界深度は浅いです。
被写界深度を深くするには?
浅くの逆ですね。F値が大きく、焦点距離が短く、対象への距離が長いほど被写界深度は深くなります。
例えばF8絞った焦点距離18mmのレンズを使って遠くにある風景を取れば被写界深度は深いです。
風景写真はF8で
風景写真はF8で撮ることが推奨されている。
収差(歪み)が一番小さくなるとか、回折が起こりにくいとか、画面の端っこが暗くならないとかいろいろ言われているけど、あんま考えずに、
風景写真はF8で
と覚えておけばよい。
レンズフードって必要?
なんかレンズにフードつけてる人多いけど、あれ必要なの?
と思うかもしれないけど基本必要です。
不必要に光が入るとフレアやゴーストといった余計なものが写真に現れるからです。
フードをすることによりそれを防ぐことができます(完全ではないですが)
また、物理的にガードしてくれているので仮にレンズを落としてしまっても致命的なダメージにならないこともあります。
保険みたいなもんです。
花形フードはおしゃれ?
レンズフードは普通の丸筒だけじゃなく花形のものがあります。
なにこれ、おしゃれ?と思ったかもしれませんが違います。
フードの端っこが写り込まないようにカットしているのです。
ズームレンズの焦点距離によっては四隅にフードが映り込む、といったことが起こる場合があります。
カットすることによりそれを避けているのです。
花形フードは斜めにつけちゃだめ。
上記からもわかるように、花形フードは四隅に映らないようにするためにカットしてあるのだから、上下左右をちゃんとしないいけません。
斜めにつけたりしたらまったくの逆効果になるので注意が必要です。
でもフードってじゃま
まぁ正直、ないならないで問題ないとは思います。
フレアやゴーストもちょっとレンズの向きを変えたら消えたりしますし。
プロじゃないんだから、嫌な思いしながら取る必要はないですよ。
ネットにアップしたときにネチネチ言うバカとか現れるでしょうけど。
フラッシュ使うと変に映る
ありがちですが、フラッシュを使って写真をとると変な写真になりますよね。
なんでしょうね、あれ。
正面からフラッシュを当てて撮影して、良い写真ができあがったことないです。
じゃぁどうしたらよいかというと、
フラッシュをバウンスさせる
という方法があります。
フラッシュを直接ぶち当てるとひどいことになるので、別のところにあててその反射光で撮影する方法です。
ただ、カメラに標準でついているフラッシュは正面しか向きません。
ので外付けのフラッシュを買って、それを天井に向けて発射させることでバウンスします。
天井バウンスというそうです。
これにより柔らかい感じで撮影できます。
もっとこだわるのであればライティングをする必要が生じます。
正面や背面などからライトをあてて、、、とスタジオのようなところで撮る感じに。
レンズプロテクターは必要?
フードもしてるし、レンズプロテクターはいらないかなぁ、画質も悪くなるし....。
と考えるかもしれないですがあったほうが良いです。
数千円で取り返しのつかない問題を回避できるわけですから。
ただし、どうしても画質はわるくなります。
Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター レンズ保護用 であればあまり画質もおとさず、3000円程度なのでつけたほうがあとあと泣き叫ぶことがなくなると思います。
ちなみに自分はちょっと奮発して、Kenko レンズフィルター ZXⅡ プロテクター にしました。過剰性能かもしれませんが、なんとなく。
カメラの防湿庫は必要?
カメラの防湿庫は必要でしょうか?
費用対効果だと思います。
自分が購入したカメラ本体やレンズは総額で50万近くになります。
これにカビとか生えたら涙ちょちょ切れるので、数万円程度の防湿庫のお金をケチることはしないです。
防湿庫でおすすめはだんぜん東洋リビングですね。
東洋リビング オートクリーンドライがおすすめです。
ですが、ちょっと高いのでもうちょっと安くて良いやつで言えば
HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス でしょうか。
いやそれでも高い!という人は、
ナカバヤシ ドライボックス
が良いかもしれません。シリカゲルを大量にかってカメラやレンズと一緒にドライボックスに放り込んどけば良いです。
何もしない、は流石にまずいかとは思いますが、1万円とかの安いレンズつかってる!という人に3万円の防湿庫買え!っていうのはおかしいので、費用対効果ですね。
交換レンズが多くて大変
交換レンズをたくさん持ち歩くのはしんどいと思います。
がそもそも同時にそんなに必要でしょうか?
風景写真を取りに行くのであれば広角を、スポーツなどを取りに行くのであれば望遠を、など同時に使うレンズの種類はそんなにはないはずです。
それでも不安だから広角と標準と望遠を持っていきたい、でも重たいしかさばる!と困っているのであれば、広角はスマホにまかせましょう。
最近のスマホは本当に広角はよくとれます。
ですが、ズームはそうでもないです。
よって、どれかを持っていくのであれば望遠にしましょう。
全部のレンズを持っていって重くてしんどくて楽しめなかった、では意味がないですよ(笑)。
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